精神障害があっても加入できるかもしれない保険

はじめに

これまでずっと、精神科や心療内科への通院歴があると、ローンが組めなかったり、生命保険や医療保険に加入できないとされてきました。

なぜなら、保険に加入する際には「告知書」に過去の病歴や現在の状況を記載しなければならず、そこには「過去5年以内に精神科や心療内科で治療や診察を受けたことがあるか?」という質問があり、該当すると謝絶される場合がほとんどだからです。精神障害者は一般の人よりもリスクが高く、公平性が担保できないとされています。

現在では、糖尿病・乳がん・うつ病・高血圧といった病歴・通院歴・入院経験のある人や、持病はないけれど高齢のため保険の加入を諦めていた人でも申し込みやすい保険が増えてきています。

ここで紹介している情報は2019年10月現在のものです。保険の詳しい内容については各サイトにてご確認ください。いずれも従来の保険に比べれば条件が緩和されているだけで誰でも加入できる訳ではありませんのでご注意ください。

1. 少額短期保険

少額短期保険の保険期間は1年で、生命保険は病気死亡で300万円、入院保障は80万円までという制約があります。そのため高額な死亡保障は望めませんが、葬儀代程度の保障を準備しておきたい、医療保障を上乗せしたい場合などに向いています。

ぜんちのあんしん保険(ぜんち共済株式会社)
知的障害・発達障害・ダウン症・てんかんのある方に「安心の四大保障」を備えた総合保険。
みんなの医療保険 エブリワン(エイ・ワン少額短期保険株式会社)
妊婦の方でも、うつ病と診断された方でも、既往症の方でも入れる医療保険。
トライアングル医療保険(トライアングル少額短期保険株式会社)
保険をもっとバリアフリーに。持病や障害のある方、精神に関する病気のある方も加入できる医療保険。

2. 限定告知型

限定告知型の医療保険とは、通常の医療保険と比較して、告知する項目が少ないタイプの医療保険です。 通常の医療保険よりも医的診査に関するハードルが低い事で、健康状態に不安がある方でも契約が容易です。しかしその反面、保険料は割高となります。

新・健康のお守り ハート(損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)
簡単な告知項目で申込み可能なため健康に不安のある方も申し込みやすい医療保険。病気やケガによる入院・手術を保障し、持病が悪化・再発した場合もサポートします。
メディフィットRe〈リリーフ〉(メディケア生命)
健康に不安のある方でもお申し込みできる一生涯の医療保障。

3. 引受基準緩和型

引受基準緩和型の医療保険とは、通常の医療保険と比較して、保険会社の引受基準が緩和されているタイプの医療保険です。通常の医療保険よりも医的診査に関するハードルが低い事で、健康状態に不安がある方でも契約が容易です。しかしその反面、保険料は割高となります。

やさしいEVER(アフラック生命保険株式会社)
うつ病・神経症・パニック障害・不眠症の持病があっても入りやすい医療保険。ただし、躁病・双極性障害・統合失調症・その他の精神障害は対象外。
持病のある方が入りやすい保険(オリックス生命)
医療保険(新キュア・サポート)と生命保険(新ライズ・サポート)の二種類あり。

4. 就業不能保険

就業不能障害保険は第三分野保険に該当する保険商品です。病気や障害のため働くことのできない人が増えてきたため、2010年半ば頃から保険会社各社が取り扱うようになりました。

働けないときの安心(アクサダイレクト生命)
働けなくなったときの生活費を毎月サポート。うつ病などの精神障害もカバー。
もしも…のときの生活費(日本生命)
所定の就業不能状態に備える保険。不足する生活費をサポートすることができます。

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