文化・教養 

ドグラマグラを語る

【世界に誇れる】ドグラマグラを語るスレ
https://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/subcal/1124780143/
15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/25(木) 15:29:30 ID:yd6fb9yW

半年くらい前に読んだ。
今思い返そうとしても漠然といたイメージしか出てこない…。
もう一度読み返そうかと思うんだけど、あれ読むの体力気力を消耗するよねw

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/28(日) 07:59:26 ID:St0qTjqJ

あれだけの長い話がブゥゥゥーーーンで始まりブゥゥゥーーーンで終わる構成にまず脱帽。
えらいもん読んじまったと思ったわ。

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 02:40:39 ID:tJLU73QJ

これと、「家畜人ヤプー」「虚無の供物」でもって、
日本三代奇書でございます。
しかし芥川もぶっ飛んだというドグマグは突出しとりますなあ。

日本三大奇書とは

日本の文学史上における三大奇書は『黒死館殺人事件』(小栗虫太郎)・『ドグラ・マグラ』(夢野久作)・『虚無への供物』(中井英夫)の3作品を指す。「日本アンチミステリの三大巨篇」とも呼ばれる。沼正三の長編SF・SM小説『家畜人ヤプー』は「戦後最大の奇書」と評されているが推理小説ではないのでこの場合の三大奇書には含まれない。

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/02(木) 17:52:43 ID:6A8lj1QZ

この作品が出版された時代に読みたかったよ。
読後の浮遊感は素敵だったけど今読んでも一代奇書というほどではないなと感じてしまう。

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/02/19(日) 19:38:59 ID:WVj47J/O

小栗虫太郎の黒死館殺人事件も面白いよ。
夢野が妖怪なら小栗は悪魔的な文体。
昭和における奇書。一読あれ。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/05/13(土) 14:15:48 ID:l/AM5/p5

もう少し、註を多くして(古文、漢文のあたり
人口に膾炙すれば、間違いなく未来永劫に残る傑作となるであろう

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/30(木) 23:44:30 ID:nlIKV6yd

昔読んだ「横溝正史読本」で、ドグラ・マグラを読んだ横溝御大がおかしくなって、
奥さんに「これから死ぬ」と言い出した、という体験談が語られていたっけ

wikiのドグラ・マグラの項の注にも載ってた

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/05/02(土) 13:33:35 ID:8o977kZX

物書きってほら、ナイーブな人が多いから

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/08/30(火) 04:43:31 ID:NPiucyZD

英語翻訳はされてるのかな。
デビッド・リンチあたりに映画化してほしい。

32 :モヨ子:2005/08/31(水) 03:37:00 ID:KWqj0nFx

>>31
一応試みられてますが、全文はないですね。
かなり残念です
いつの日か全文翻訳されて、世界中のひとが読めるようになってほしいですね

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/10/17(月) 02:50:09 ID:+53rVKXC

デビッド・リンチ、月蝕歌劇団から「家畜人ヤプー」の映画化頼まれてかなり乗り気だったらしいが・・・。
そんな予算の関係で無理ってわかってる企画持ち込むより、
月蝕には「ドグラマグラ」持ち込んでもらいたかった。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/26(月) 02:28:26 ID:JFe5LHhp

デビッド・リンチみたいに洗練されたものよりも、
デビッド・クローネンバーグあたりの方が俺は良いなぁ。
まぁ松本俊夫でも十分良いと思うけど。

ちなみに今まで20回はチャレンジしたが、読破したのは3回くらいだな。
どうも「キチガイ地獄外道祭文」あたりから気が付けば睡魔に襲われる。

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/20(日) 19:57:21 ID:Th2ORmqT

脳髄が生まれる前からの太古の歴史からの古い記憶を今現在も持っているっていうところに興味がある。

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/16(月) 08:38:39 ID:vhFZcz8b

脳髄論って、現在の脳医学から見るとどうなんだろう?

第二次世界大戦中に脳医学は一気に発展したらしいが・・・(捕虜の人体実験で)

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2005/09/07(水) 16:21:33 ID:u/wgdPv5

先日本屋でドグラの解説本(文庫本サイズ)を見た。
あ~懐かしいなぁ、といったところ。

知り合いの精神科医に言わせるとあの時代の作品だとは思えないほど科学的に矛盾がないらしい。

103 :マグロ:2005/10/28(金) 04:58:52 ID:PsTND5sQ

とうとう読んじゃいましたよ、ドグラマグラ。
確かにあの時代にしては読みやすい文章なのでしょうね。
読みやすいところはグイグイ読んでしまうのに、どうにもこうにも進まない
ところもありますね。ペースが一定に保てませんでした。
小説ではありながら学術論文みたいですね。
「脳髄は考えるところにあらず」
なんか納得です。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/06/09(金) 18:34:34 ID:N5n/cfLv

夢野作品の舞台の九州ってのがまた絶妙な雰囲気だよね。
帝国大学と鉄鋼の。

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/07/22(水) 17:18:46 ID:lEirOcGn

この小説ってヒ○ポン使用しながら書いたのかな?

745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/09(日) 17:15:31 ID:RZX4NY3u

>>744
だとしたら、翌年来客中に上向きに倒れてそのまま脳出血で死んだ原因もそれかもしれない。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/09/22(土) 11:51:50 ID:Frf428+E

夢野久作という人は「ドグラ・マグラ」を書き上げ自費出版その翌年に死亡。
その間も手直ししてドレが最終決定版なのか専門家にも分からないって言うよね。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/11/03(土) 19:35:18 ID:M27HeOge

>>491
基本的に郵便局員だとか仕事をやりながら執筆活動してたらしいけどマジですごいよと思う。
まあオヤジがアレだから就職先はコネでクビの心配はないとはいえ
所謂アマであそこまで質の高い文章を書けるんだからやっぱすごい。

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/28(金) 15:08:04 ID:vG/dm05Y

>>505
郵便局は局長だった。
兼業とはいえ、商業誌に常時作品を発表してたんだからアマではないだろう。
異端のイメージがあるが、実は当時なかなかの人気作家だったようだし、
執筆活動の収入だけでも十分生活できたんでは?

もっとも、おやじのことを考えたら、プーでも食っていけただろうが・・・

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/29(土) 03:43:12 ID:eyTrLc5V

農園もやってたしね。
しかし原稿料はたいしたことなかっただろうし、
印税も期待できないだろうし・・・
しかしアマとかプロとか関係ないと思う。
ドストエフスキーは確実にプロ
ランボーやロートレアモンは確実にアマ
でも文学史の上では対等、
区別を付けたがるのは社会人病の現れだな・・・

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/12/31(月) 02:46:18 ID:mkXNpXHD

>>523
それはそうなんだが・・・
三一書房版の全集の最終巻に載ってた、当時まだ存命だった久作の奥さんと長男を交えた対談で、
後の異端作家というレッテルに反して、実は当時かなりの流行作家だったと読んだような気が・・・

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/01/10(木) 07:08:33 ID:7NArmQss

あえていえば「ドグラマグラ」のテーマはアンチヒューマニズムだね。

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/26(木) 21:32:19 ID:cl2xOObX

久作はこの小説で大正デモクラシーのあたりから台頭してきた
「個人主義」や「人権主義」を批判したかったようにも思える。
右翼、国粋主義とアナキーズムの両面を持っていた作者だからこそ
あれだけの味わい深い作品を残せたのだと思う。

668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/06/26(木) 22:56:13 ID:zwtk8SGx

夢野久作は近代において自明のものとされた身体の個別性に懐疑をもってドグラマグラを書いた。
われわれ現代人もまた身体の個別性を疑いなく認めたうえに思想を築いているから、 ドグラマグラに一番根っこを揺るがされてあの読後感があるのだろう。
思想のみならず、無限ループの構成の巧みさも読者の「戸惑目眩」に一役買っているのは言うまでも無い。

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/12(水) 00:06:50 ID:0i5oO6/K

今上巻を読み終わったところなんだけど、正木博士ってモデルいるの?
論文の所とか読んでると夢野の父親の杉山茂丸を思い出してしまうんだけど、関係ないのかな

577 :575:2008/04/11(金) 06:19:09 ID:/hYQCLVm

昨日上巻読み終わった。
面白いことには面白いけど、やっぱり古い本って感じがするね。
細胞の感覚からの記憶は同意出来るけど、脳が物事を考える器官に非ずっていうのが分からない。
感覚を感覚として認識し、記憶として蓄えるのはあくまで脳だと思うんだが・・・
まあ当時の医学界はロボトミーみたいなキチガイ染みた治療を容認していたわけだし、脳科学の分野もまだまだ未発達だった。
10年間の推敲とあるから、執筆を始めたのは大正時代かな。その年代の知識としては、先見性があると思うね。
今の精神医学もまだまだ手探りだし。ただ、脳に関しての間違った記述が、やっぱり目につく。
それが作品の根幹となっているだけに、素直に楽しめるかどうか・・・
ちょくちょく書き込んですまない。ちゃんと全部読む。

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/11(金) 22:43:50 ID:hMv6EowT

ていうか、あのレポート類は最初から作者の創作と割り切って読んでたけど、違うの?
あれ本気で書いてるわけじゃないと思うなぁ。
デタラメ医学を「いかにそれらしく見えるか」と書こうという、わざとらしさが伺える…気がする。

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/04/12(土) 09:55:41 ID:mwtu098/

「凝り」過ぎの感はあるがソコまでの「世界」観を植え付けないと有り得ないストーリーだからw

所詮無理だろ?「記憶」の遺伝なんて。
読み込む内に「洗脳」されるんだよ。

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/01(水) 05:35:44 ID:wq30QIaw

ドグラ・マグラの映画がDVDになってたと知り、思わず買ってしまったよ。
なかなか凄かった。

最初見た時、なぜ小説終盤にある、「胎児の夢に己の脳髄思考を逃がそうとする
呉一郎のモノローグ」をラスト付近に入れなかったんだろう、と思った。
言葉として言ったが分かりやすいし、俺が小説の中でも特に好きな部分がそこだったから。
でも多分、わざとモノローグ削って作ってるなこれ。

物語内の重要度的に、ラストシーンにカットとして入れてもおかしくない「胎児が夢を見る」シーンを、
初めて見る人が全くその意味を掴めない冒頭にあえて入れている。
そして、二度目を見て初めて「ああ、これは全部胎児の夢なのかも」、とその意味を感じる事が出来る。
見ている人が意味を感じる演出だから、モノローグはかえって邪魔。
言葉のない、ただ胎児が浮かんでいるシーンだからこそ意味がある。

冒頭の胎児は、「複数回見た観客」によって初めて、呉一郎という実体を得る。作品は回帰する。
文章を紡ぐ小説とは違う、映画特有の視覚的な手法だけど、
実にドグラ・マグラらしい無限回帰の表現だと思った。

他にも斬新な演出が結構あって、20年前の映画とは思えなかったよ。
買ってよかったわ。

699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/10/16(木) 00:03:51 ID:kG/907B4

映画版はかなり成功していると思うよ。
あの長くて訳わからん話をよく90分にまとめたなぁと関心するよ。
役者もみんなよかったけど、
欲を言えばモヨ子はもっと美少女がよかったなぁw

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/13(木) 13:35:07 ID:GrykhxP1

桂枝雀の自殺は、映画で正木博士演ったのが影響してるよな。
それまで何度か精神病院入院してたらしいが。

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/30(日) 15:45:27 ID:sbz4RlBC

久々に映画見たよ
画面が全体的に黄色味がかって奇妙な感じがよかった
三宅榛名の音楽がよかったな~
最近音楽が良い日本映画って見てない

原作もまた読みたくなった

629 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/05/06(火) 13:37:00 ID:7O8z4SRK

例えば
作中「私」と名乗ってる青年が果して呉一郎なのか?
或いは
呉一郎とモヨ子の間に出来た子(胎児)の夢の中の出来事なのかすら分からない。

呉一郎がオカシクなったのは青秀の絵を見たからだろうけど、、、
真に発狂(ループ地獄)したのが正木(学説に誤り)のせいなのか
若林のせい(一郎に変な事を吹き込んだ)なのかすら分からない。

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/07/28(月) 10:45:27 ID:lx5fVOMx

最後のほうで母親の死の間際の顔がフラッシュバックするよね。
その事件って一郎は麻酔で寝てて母親殺したのは正木のしわざっぽかったのに矛盾してない?
ほかの変テコな部分は大丈夫なのにそこだけなんか引っ掛かる。
そういう矛盾を楽しむ話なのかなあ。

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/08/01(金) 08:21:52 ID:bKj+9orN

>>680
呉一郎と正木のどちらが千世子を殺したかは分かってない。
若林博士は外部犯による犯行だと推理しているけど、正木博士は
心理遺伝論附録にて呉一郎が母親を殺害したと推理している。

それとドグラ・マグラが一郎とモヨ子との間に宿った胎児の見ている
夢だとしたら、一郎と正木のどちらが千世子を殺していたとしても
千世子の死の間際の顔が浮かんでくるのは矛盾していない。

718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/05(木) 16:17:22 ID:rtAp8YxX

小説の最後の方で私が「これが胎児の夢なのだ~今日中の出来事はみんなそうなのだ」って言ってるシーンがあるけど、
だからといって、ドグラマグラ=胎児の夢の内容ってわけじゃないんだよね?
ドグラマグラ=胎児の夢ってのは安直すぎるって感じてるのはオレだけかな?

765 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/11/30(火) 18:26:07 ID:BzMERar0

上巻読了。
アンポンタン・ポカンあたりで諦めそうになったけど遺言書から一気に面白くなるね
下巻が気になって仕方ない

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/06(月) 00:08:28 ID:nI4rHQXp

下巻いきなりグロいよね。
若林はなんで人体かいぼうしてんの?

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/12/06(月) 11:30:16 ID:nI4rHQXp

町中を必死に駆け抜けて疲れて気絶した
それから目が覚めたらまたあの部屋に居て夢かと思ったけど服がボロボロになってる。

走ってたような気がしただけで本当は院内で暴走してただけだと思うんだけど
目覚め時って一郎が暴走して逆殺した後なの?

それと院内から正木と一緒に校庭に居る一郎に似てる人を観察してたじゃん。
正木と一緒に居るのも一郎
校庭で暴れてるのも一郎
それってどっちかは夢なの?

それともこの作品全体が夢中遊行であって、
数年後正気になった一郎か第三者が夢中遊行中の一部始終を記録してたっていう設定なのか?

正木が薬と刷り込みで一郎を呪われた一族の末裔として実験してただけなのか…
でも若林と正木の確執と
正木と一郎の母の件は事実っぽい…

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/02/21(日) 08:13:14.83 ID:aAcfsY9f

母親頃したのは誰なのよ

一郎?
正木?
若林?

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/02/21(日) 13:30:20.28 ID:+G0MK5KW

読めばわかる

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/02/22(月) 03:20:48.49 ID:WS6KpuwQ

>>850
ああそういえば
一番ラスト、絶命する母親の映像が主人公視点での記憶として映し出されていたな。
頃したのは一郎として、その後に天井から吊したのはだれ?…やっぱりよく判らない。

…という細部を見つめる程に全体像がぼやけていく「よく判らない」感、これぞドグラ・マグラやね。
判らなくて当然、ドグラ・マグラでの久作の狙い目はここだろうから。

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